コード中
AI――というか、大規模言語モデル(LLM)の進化のおかげで、自分でも信じられないようなことをやっている。
コードを書けるようになったのだ。信じられない。
自力では絶対に無理だった。でも、頼れる相棒ChatGPTのおかげで、ウェブサイトからデータをスクレイピングしたり、このサイトをほぼゼロから作ったりすることができた。
次は何を作ろうかな? 最近考えてるのは、自分の語学学習に役立つ何かしらのツール。それから、Craig Modみたいに、代替的なSNSを作れないかな〜っていうのもずっと気になってる。
おもしろい時代になったなと思う。
「コード書けない人」がツールを作れるようになってきてる。 Maggieのすごく良い記事にもあったけど、これって1960年代の中国で始まった“はだしの医者”に近いよね。あのときは、専門知識を持たない村人に簡単な医療を教えて、地域の問題を自分たちで解決できるようにした。 で、今はLLMが「コード書けない人」にコーディング能力を与えて、自分の課題を自分で解決できるようにしてくれてる。
そんな中で最近知って、すごく気に入ってるコンセプトがある:
自家製アプリ(Home-cooked apps)
これは、誰かに売るためでも、スケールさせるためでもなく、自分が使うためだけに作るアプリ。 収益化とか全然関係ない。
逆に言えば、これは既存の商業ソフトウェアにとってはちょっとした脅威かもしれない。
このブログだって、もはやFacebookやTwitter的なものの代わりになってる。 リーチとかフォロワー数とか、もうどうでもいい。
この先、自分みたいな“元ノンコーダー”が、どんどん自分のウェブサイトやSNSやツールを作るようになるかもしれない。ChatGPTとかClaudeとか、こういうAIがさらに進化していったら、従来の複雑な商用ソフトはあまり必要なくなるかも。
商用ソフトは、投資が入ると「もっと成長しろ!」って圧がかかる。 そのせいで、元々そのソフトが持っていた良さがどんどん削がれてしまうこともある。 どんなソフトだって完璧じゃない。万人のニーズを満たすなんて無理。 だからこそ、「自家製アプリ」っていう考え方に、なんかロマンを感じる。 特に、今みたいに初心者でもコードを書けるようになってきたタイミングだと、なおさら。
しかも、自分のデータが広告主に売られてないって思えるのも、ちょっと安心感ある。 作ったものは、自分のものだ。
もちろん「自家製アプリ」って、別に新しい概念じゃない。 プログラマーたちは昔から、自分のためのツールをいろいろ作ってきた。 でも今回は違う。今までは“村の住人”だった俺たちが、いよいよ自分でも作れるようになってきたんだ。