セカンドアクト

2025-05-11

中国語で漫才をやってるウィル・マノンのめちゃくちゃ刺激的な 投稿 を読んでから、「エリックの次の一手って何だろう?」とぼんやり考えることが増えた。 (心配しないで、日本語で漫才やろうとかは全然思ってないから。今のところは。)

ウィルの投稿で特にいいなと思ったのは、細かいディテールの積み重ねが、彼の“セカンドアクト”をすごく特別なものにしてるところ。 人とのつながりとか、自然と生まれた副産物的なものがめっちゃいい。

屋上に案内される。煙がバーベキューのグリルの上で立ち上ってる。夕方の光が昆明の街並みをオレンジゴールドに染めてる。 料理人、ちょっとおしゃれなゲスト、きっちり整えられたテーブル、ステージ、マイク……思わず笑ってしまった。 「え、これが俺の人生?」って。2月に初めてオープンマイクに出た時は、正直ひどかった。 でも2日目には気持ちを切り替えて、新ネタ5分持って出直した。そしたら、だいぶ良かった。 そしてその瞬間、どハマりした。あれから10週間で、この屋上ライブが73回目(そのうち20回くらいは有料)。 気づいたら中国でプロのスタンダップコメディアンになってた。

— ウィル・マノン

トレンドに流されずに、自分のやりたいことをちゃんと貫いてる人を見ると、本当に気持ちいい。一方で、自分(たち?)はつい「理にかなってる」って理由で、やりたいことを後回しにしちゃうことが多いんだよなあ。